透析液の管理

(2014/01/14)
患者様の安心・安全に向けた取り組み
逆浸透装置・UF膜
逆浸透装置は水道水に含まれる不純物、塩素、細菌等を取り除くための装置です。
逆浸透装置によって作られた透析用水は限外濾過膜のUF膜で濾過していますので、いつもキレイで安全な透析用水を提供できます。
消毒・排水方法
透析装置は消毒薬で消毒、逆透析装置は熱水で消毒しています。熱水消毒とは、透析用水を80℃に熱し、一般細菌を死滅または不活性化させる消毒法です。
消毒薬ではいきわたらない部分まで熱伝導で消毒しますので消毒液を必要としません。
また、透析排水は環境に優しい透析排水中和処理装置を用いて排水しています。
準クリーンルーム
透析液作製装置を他の空間と区別化した準クリーンルームに設置。
空気清浄機の設置と併せ落下細菌の混入を防ぎます。また、透析液作製時は、手袋、マスク、キャップ、ガウンといった衛生装備を徹底し、透析液の清浄度を保っています。

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