透析液の管理

DIALYSATE MANAGEMENT

患者様の安心・安全に向けた取り組み

逆浸透装置・UF膜
逆浸透装置は水道水に含まれる不純物、塩素、細菌等を取り除くための装置です。
逆浸透装置によって作られた透析用水は限外濾過膜のUF膜で濾過していますので、いつもキレイで安全な透析用水を提供できます。
逆浸透装置・UF膜
透析液溶解装置・透析液供給装置
透析液溶解装置は、粉末状の透析製剤を所定の濃度で溶解し、A・B原液として透析液供給装置へ送ります。透析液供給装置は、その原液とRO水を正確な比率で連続的に混合し、複数台の透析装置へ安定して透析液を供給する重要なシステムです。
透析液溶解装置・透析液供給装置
消毒・排水方法
透析装置は消毒薬で消毒、逆透析装置は熱水で消毒しています。熱水消毒とは、透析用水を80℃に熱し、一般細菌を死滅または不活性化させる消毒法です。
消毒薬ではいきわたらない部分まで熱伝導で消毒しますので消毒液を必要としません。
また、透析排水は環境に優しい透析排水中和処理装置を用いて排水しています。
消毒・排水方法
浸透圧分析装置
浸透圧分析装置を使用し、透析液の浸透圧が体液(血清)と大きく異ならないかを確認します。これにより、透析中の細胞への負担を軽減し、安全に使用できる透析液であることを評価します。
浸透圧分析装置